ペルテス病とは

ペルテス病は大腿骨頭の血流が悪くなり、壊死してしまう原因不明の病気です。
骨の強度が弱くなり、放置しておくとつぶれて骨に変形が生じてしまいます。
主に2歳〜10歳頃に多く、男の子の発生率は女の子の5倍とも言われています。

大腿骨頭とは?
大腿骨(太ももの骨)の上端の丸く膨らんだ部分のことをいいます。

症状

股関節や膝の痛み、足を引きずる、股関節の運動制限(あぐらがかけない)などの症状があります。
足の機能に制限があり、左右の足の長さが変わってきたりします。

診断方法

視診・触診、X線検査、MRI、超音波検査などの画像診断を総合的に判断して診断します。

治療方法

大きく分けると保存的治療手術的治療があります。

保存的治療では装具を着用して外転内旋位(足を開いて、内向きにする姿勢)を保ちます。
体重をかけるかどうかで様々な形状の装具があります。

手術的治療では骨頭が常に臼蓋に包み込まれている状況を作ります。
しばらく松葉杖歩行などが必要ですが、保存的療法よりも早く普通の生活に復帰することができます。

骨頭が潰れてしまうと最終的には変形性股関節症となり、大人(30〜50歳ごろ)になってから痛みや歩行障害が生じてしまいます。

また同じような病気で大人がかかる「大腿骨頭壊死症」があります。
大人の場合は壊死してしまった部分は再生しませんが、子供の場合は2~3年程で壊死した骨頭が再生してきます。
従って潰れやすい時期をいかにして潰さずに過ごすかが、ペルテス病の治療となります。

タイトルとURLをコピーしました